iperf3のレギュレーションと、新開地
自宅のネットワークがどうも不調で、iperf3を回してみることに。 当初は2.1Gbpsと爆速なのだが、開始から140秒ほどで100Mbpsの壁にぶち当たる。 「バッファ溢れか? それともポリシングか?」 原因を探るべく、構成を一つずつバラしていく。
結局、真犯人は「良かれと思って組んだメッシュWi-Fi」だった。 家庭用ルーターの限界というか、仕様の闇というか。 親機と子機を業務用スイッチ(AX3650S)経由で「正しく」繋いだことが、 逆にルーター内部の処理をパニックに陥れていたらしい。
子機のWANポートを抜いた瞬間、2.1Gbpsの数値が安定して叩き出された。 「やったね!」と喜びたいところだが、実はチクショウ!な結末。 Atermの仕様上、10Gポートは1つしかなく、 10Gメッシュという夢は、物理的に「門前払い」されていたのだ。
期待が大きかった分、この「仕様の壁」は堪える。 それはまるで、20年以上通っている新開地の「源八寿し」で、 例の茶碗蒸し事件さながらに、現実を突きつけられたあの一幕のよう。 「もうない。」 あのクールな一言でションボリしたお客さんと、 今回の私の「10Gメッシュ不可」の事実は、完全な相似形を成している。
さすが、昼からベロベロの方の扱いに慣れている街、新開地。 現実の突きつけ方が、実にプロフェッショナルである。
ネットワークのレギュレーションを整え、 Atermは1Gbpsバックホールの「大人しい」メッシュとして運用することにした。 ロマンより、実用。 これも一つの、落とし所なのだろう。






